大卒美容師の書く、髪と頭皮の正しい話

髪と頭皮、美容と健康、世間にはいろんな情報が溢れています。いったい何が正しくて、いったい何が間違いなのか、本当に正しい美容のお話を、理論的に信じられるものだけを伝えていきたいです。

【ちゃんと数値で考えよう】髪が痛むを数値化。髪の毛ってアイロンで痛むの?

今回は髪の毛の痛みに関して

 

お客様から結構聞かれますのが

 

「アイロンはどのくらいの温度でやれば痛まないの?」

「シャンプーしすぎると髪は痛むの?」

「ドライヤーをしすぎると髪は痛むの?」

 

という内容。

 

確かにしないよりは痛むかもしれませんが

 

痛むのレベルが違うのだと思います。

 

そこで今回は「髪が痛む」というものを

 

きちんと数値で考えてみましょう。

 

髪の毛の痛みを数値化しましょう!!

 

髪の毛が全く痛んでいない状態

→数値0

 

髪が溶けて無くなるほどの痛み

→数値100

 

とします。

 

参考とする数値はデジタルパーマの痛み。

 

毛先に3回かけるともうダメと言われていますので

 

ここで仮説として

デジタルパーマの痛み数値33とします。

 

おそらくブリーチも3回すればかなり痛みますので

ブリーチの痛み数値も33くらいです。

 

ではヘアカラーは?

基本的に明るくする強い薬は

痛んでいない根本の毛に塗布するので

たいして痛みませんが

その強い薬を毛先にも毎回塗布した場合

10くらいでけっこう痛むと考えると

ヘアカラーの痛み数値は約10

 

はい。

 

なんとなく数値がでてきました。

 

では肝心のアイロンやシャンプーの数値はどんなもんでしょう?

 

カラーもパーマもしていない人で

毎朝アイロンしている人

365日アイロンしてても

たぶんブリーチ1回するより痛んでないのでは???

 

そう考えると

アイロンの痛み数値は0.08以下ですね!

 

ではドライヤーは?

毎日やっても、カラー1回するより痛みませんよね?

そう考えると

ドライヤーの痛み数値は0.02以下ですね!

 

 

もちろん現状の髪の毛の状態が悪ければ

この数値は多くなるかもしれませんが

それにしても

 

デジタルパーマやブリーチといった比較的強めのケミカルな痛みに比べれば

アイロンやドライヤーといった物理的な痛みは

微々たるものに過ぎない!!

 

ということがはっきりします。

 

皆様が気にする「痛み」

きっちり数値で考えて、ストレスなくヘアデザインを楽しみましょう!