白髪を染めるのに白髪染は必要かどうか計算式を組み立てる
継続してブログ更新しております。
続くとよいのですが。。。
さて本日は白髪染めのお話。
一般的に白髪染と普通のカラーは分けて考えられており
白髪が生えたら、白髪染にシフトチェンジして
そうなるともう明るいカラーはできないと思われております。
ではそもそも論普通のカラーと白髪染のカラー剤の違いとは何なのでしょうか?
普通のカラー
白髪染
なんとなくお分かりでしょうか?
普通のカラーは
黒髪を明るくすること
色味をのせること
この2つに重きを置いてますが
白髪染は全ての色味に茶色(ブラウン)が含まれております。
理由としては、白髪にもしっかりと色をのせるためです。
では結局のところ白髪染って何がしたいかというと
黒い毛の明るさを上げて
白い毛には色をのせて
黒と白という対極のふたつの毛の明るさを
マッチアップさせる作業なのです。
先ほど上にあげた表を見ていただいてお分かりになるかと思いますが
カラー剤には一定の数値があります。
明るさを表す数値です。
ですので、そのカラー剤を塗ったときに
この人の黒い毛はどのくらいの明るさになるのか
そして白い毛はどのくらい色が入ってどのくらいの明るさになるのか
黒い髪が明るくなるレベル数x
現状の髪の明るさy
使用する薬剤 N
白髪に入る色の明るさN'
と考えて
x=(N-y)/2
x+y=N'
(ただし数値は世界基準のナチュラルレベルスケールに基づく)
となれば問題ないのです。
この二つを計算して
白髪がちらほらの人→2LV前後のマッチアップ
白髪がそこそこの人→1LV前後のマッチアップ
ほぼ白髪で毛先も黒い→完璧なマッチアップ
になるように組み立てれば
確実に染めることができます。
とはいってもこんなの考えれるかよメンドクサイ。
という意見が圧倒的なので
大量の茶色(ブラウン)を入れることで明るさを合わせて
あら簡単に白髪と黒い髪がマッチアップするわ。
というのが白髪染の薬です。
実際のところこちらのブラウンを使用するほうが
色持ちも良いですし
白髪はあるけどどうしても明るくしたいの!という人以外には
こちらのほうが良いです。
ただ、白髪染じゃなきゃ白髪は染まらないというわけではありません。
明るいカラーを白髪が生えても楽しみましょう。