大卒美容師の書く、髪と頭皮の正しい話

髪と頭皮、美容と健康、世間にはいろんな情報が溢れています。いったい何が正しくて、いったい何が間違いなのか、本当に正しい美容のお話を、理論的に信じられるものだけを伝えていきたいです。

妊娠中にヘアカラーはしていいの?

今回は妊娠中のヘアカラーの有り無しの話です。

 

これは良くお客様から聞かれますし

 

お客様からは

「妊娠中なので頭皮に付かないようにカラーをしてほしい」

ともよく言われます。

 

では本当はどうなの?

 

結論から言うと

 

全くもって問題ありません!!

 

簡単に考えてみましょう。

 

カラー剤が胎児に影響する

頭皮に付着したものが体内に吸収されて子宮に到達する

 

 

ありえませんね!!

 

もしこの理論が通るなら

 

妊娠中に皮膚に塗ったものは全て体内に吸収されるということになります。

 

つまり妊娠中は

シャンプーもダメ

メイクもダメ

化粧水もダメ

リップもダメ

 

ということになるのです。

 

ありえませんね!!

 

人間は皮膚から何かを体内に吸収するということはありえないのです。

 

なので心配することなくヘアカラーはしていただいて構いません。

 

 

しかし!!

 

注意するべきこともあります。

それは、妊娠中は頭皮や皮膚が敏感な状態になっているということ。

 

先日いつも来て下さるお客様を、いつもの色で染めたら

 

いつもより染みると言われまして

仕上がりもいつもより明るくなってしまいました。

 

頭皮や皮膚が弱くなっていることで

 

いつも以上に刺激に敏感になる。

いつも以上に髪の毛の明るさがあがることがある。

 

ということは起こりえます。

 

しかし、一番気にしている胎児には

全く影響はありませんのでご安心ください。

 

お子様が生まれたらなかなか美容室に行く時間は取れなくなるもの。

出産前にぜひ綺麗な髪にして差し上げたいので

是非気にせずヘアカラーを楽しんでいただきたいです。